半分以上の家庭に設置してある、ガスコンロ。壊れてしまった際や不要になった際、ガスコンロの処分方法はご存じですか？恐らくほとんどの方が、はっきりとした処分方法をしらないのではないでしょうか。
この記事では、ガスコンロの寿命と処分する目安、不要になった場合の処分方法や、処分する際の注意点などについて解説していきます。ガスコンロの処分を検討している方は、ぜひご覧ください！
ガスコンロの寿命と処分する目安
ガスコンロの寿命は10～15年と言われており、10年以上使用したガスコンロは、買い替えるのがおすすめです。
サビや亀裂などの軽微な劣化でしたら、修理業者に依頼して修理してもらうという手もあります。しかし、複数個所の修理が必要な場合は、修理するよりも新しいガスコンロを購入した方が安く済む場合がほとんどです。
また、見た目に変化がなくとも、10年以上使用したガスコンロは中の部品が劣化している可能性があります。火を扱う家電なので、少しの劣化が危険につながってしまいます。
10年以上の使用、もしくは動作に少しでも違和感を感じたガスコンロは、速やかに買い替えるのが安全です。
ガスコンロの処分方法
ガスコンロを買い替える場合、以前使用していたガスコンロはどう処分すれば良いのでしょうか？
他にも、今まで使用していたガスコンロが引っ越しで不要になった場合など、処分したくても大きいものなので処分方法に迷ってしまうかもしれません。そこでここでは、ガスコンロの処分方法を5つ紹介していきます。
- 粗大ごみとして捨てる
- リサイクルショップに持ち込む
- フリマアプリに出品
- 知人に譲る
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの処分方法の特徴やメリット・デメリットを解説していきます。ガスコンロの処分方法でお悩みの方はぜひご覧ください！
粗大ごみとして捨てる
粗大ごみとして捨てるのは、大きなものを処分する際にもっともメジャーな方法ですね。ガスコンロを粗大ごみとして処分する場合のメリットを見ていきましょう。
- 捨てる際の費用が安い
- 手間がかからず簡単
費用がかかる処分方法の中で、粗大ごみとして処分するのはもっともお金のかからない方法です。細かい料金は自治体によりますが、1,000円以下の費用で処分してくれる場所がほとんどでしょう。
ガスコンロを粗大ごみとして処分する場合の大まかな手順は以下です。
- 電話・インターネットで申し込み
- 料金分の粗大ごみ処理券を購入する
- 回収日にガスコンロに処理券を貼り、指定の場所へ
手続きも電話かインターネット申し込み一つで回収に来てくれる自治体がほとんどですので、手間もかかりません。処理券はコンビニなどで販売しているので、購入も簡単です。
リサイクルショップに持ち込む
古い型のガスコンロでなければ、リサイクルショップで買い取ってくれる可能性があります。ガスコンロをリサイクルショップで処分する場合のメリットを見ていきましょう。
- 費用がかからない
- 状態が良ければ処分もできてお金も貰える＜/li>
不要なものを処分しているにもかかわらず、状態が良ければお金も貰えるのはとても魅力的な点です。保証書や説明書を保管している場合、提示すればさらに高額買い取りしてくれる可能性も！
注意点として、古い型のものや、酷く汚れているガスコンロは買い取り対象外の可能性があります。ほとんどのリサイクルショップは買い取り可能な基準を公開しているので、心配な場合は型番を控えて、事前に問い合わせるのが良いでしょう。取れる範囲の汚れは取っておくのも良いですね。
フリマアプリに出品
不用品を処分する際は、フリマアプリという選択肢も考えてみましょう。うまく需要とマッチすれば、思っていたより高い金額で売れる場合も。ガスコンロをフリマアプリで処分する場合のメリットを見ていきましょう。
- フリマアプリに慣れていれば簡単
- リサイクルショップよりもさらに高く売れる可能性がある
フリマアプリで直接販売すれば、仲介手数料などがかからない分、リサイクルショップよりもさらに高額で販売できる可能性があります。
ただし、フリマアプリでの出品にはデメリットもあります。以下の点に注意しましょう。
- 梱包・発送作業が大変
- すぐには売れない場合がある
フリマアプリの手続き自体が、慣れていなければ難しく感じるかもしれません。さらにガスコンロは大きな商品であるため、梱包や発送の手続きも手間がかかってしまいます。
また、フリマアプリは出品してから売れるまでに時間がかかる場合が多く、すぐには処分できない可能性もあります。引っ越しなどですぐにでもガスコンロを処分したい場合は、フリマアプリはおすすめできない方法です。
知人に譲る
まだ使えるガスコンロの処分方法に迷っている場合、知人などが欲しがっていれば、譲るのも一つの処分方法です。ガスコンロを知人に譲って処分する場合のメリットを見ていきましょう。
- 手間がかからない
- お金がかからない
知人との間で需要と供給が一致した場合、少ない手間でガスコンロの処分が可能です。しかしこの場合、いくら相手が欲しがっていたとしても、購入から10年以上経過しているガスコンロは劣化の危険性があるため譲らないのが無難です。万が一譲ったあとに事故が起きてしまったら、悔やんでも悔やみきれないでしょう。
また、知人以外にもジモティーなどの地域情報サイトで譲るという方法もあります。家で引き渡す方法を取れば手間も少なく済むので、こちらもおすすめの方法です。
不用品回収業者に依頼する
最後に、不用品回収業者に処分を依頼した場合について解説していきます。不用品回収業者は「回収」だけの業者と、「買い取り」も行っている業者が存在します。ガスコンロが古い場合は「回収」、新しい場合は「買い取り」と業者を使い分けるのも良いですね。
それでは、ガスコンロを不用品回収業者に処分してもらう場合のメリットを見ていきましょう。
- 家まで回収に来てくれるので処分が簡単
- 難しいことを考えなくて良い
不用品回収業者は申し込みをすると家まで不用品を回収しに来てくれます。不用品回収業者以外でガスコンロの処分を行う際は自分でガスコンロを取り外す必要がありますが、不用品回収業者に依頼すれば、取り外しから行ってもらえます。
他にも、他の処分方法では考えなければいけなかった「自分の自治体でのガスコンロの処分方法」、「買い取り対応の型番であるかどうか」、「発送の方法はどれにするか」など、難しいことを一切考えなくても、業者に任せるだけで処分が可能です。
【関連記事】不用品回収業者の選び方【詐欺やトラブルなど悪質業者に注意！】
不用品回収業者に依頼するのに向いている人
ガスコンロの処分を不用品回収業者に依頼するのに向いている方は、忙しい方、面倒くさがりな方です。申し込みさえ行えばあとはすべて業者が行ってくれるので、とても簡単に処分が完了します。
また、他にも回収して欲しい不用品がある場合や、ハウスクリーニングを手伝って欲しい方などにも不用品回収業者はおすすめです。引っ越し前に不用品をまとめておいて、一気に回収してもらうなどの方法も良いかもしれませんね。
ガスコンロを処分する際の注意点
ガスコンロを不用品回収業者以外の方法で処分する場合、まずはガスコンロを取り外す必要があります。ガスコンロを取り外す際の手順を見ていきましょう。
- 元栓を閉める
- ガス栓からホースを抜く（劣化していて抜けない場合は切る）
- コンロの火を付けて消えるのを待つ
最後にコンロの火を付けるのは、内部に残っているガスを使い切るためです。内部にガスが残ったままだと危険な場合があるので、忘れずに行いましょう。
注意点として、ガスコンロの取り外し作業は、慣れていなければ難しいかもしれません。取り外し作業などに自信がなければ、自宅まで回収に来てくれる不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
また、キッチンと一体化しているビルトインコンロは、資格を所持していない方が取り外しを行ってはいけません。
必要な資格は液化石油ガス設備士やガス機器設置スペシャリストなど、ガスに関する資格です。ビルトインコンロを取り外す際には、この他にもさらに別の資格が必要になる場合もあります。一般人ではほぼ不可能なので、ビルトインコンロを取り外したい場合は業者に連絡しましょう！
【おすすめ記事】不用品の回収を業者に依頼するメリットとデメリット
ガスコンロの処分は不用品回収へ
いかがだったでしょうか。ガスコンロの寿命は10～15年なので、10年以上使用した場合や、動作に違和感を感じた場合は買い替えるのが良いでしょう。
また、不要になったガスコンロを処分する方法についても、5通りの処分方法を紹介しました。自分の手間や作業を少なくするためには、不用品回収業者に回収してもらうのがおすすめです。
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