自宅にも使っていないカーペットや処分に困っているカーペットはありませんか?
邪魔だとは思いつつ、処分方法がわからずに放置している方も多いでしょう。
もし自宅にそんな扱いに困ったカーペットがある方は必見です。
今回はカーペットの処分方法を複数ご紹介します。
また、最後にはカーペットの処分費用の相場や処分する際の注意点も併せてご紹介します。
ぜひ最後までしっかりとご覧ください。
カーペットの処分方法
それではカーペットの処分方法を6つご紹介します。
- 粗大ゴミとして処分する
- 可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分する
- 処理施設に持ち込む
- 購入するタイミングで引き取ってもらう
- リサイクルショップに持ち込む
- 不用品回収業者に依頼する
これらの処分方法についてご紹介しますが、詳細や処分する際のルールなどはあなたの住んでいる自治体や店舗によって変わります。
処分をお願いする、持ち込む際には必ず詳細やルールについて確認しておきましょう。
粗大ゴミとして処分する
初めに紹介するのは粗大ゴミとして処分する方法です。
どんなに大きくてもどんな素材のカーペットでも回収してくれるので、多くの方が利用する方法でしょう。
どういったカーペットが家庭ゴミではなく粗大ゴミに該当するかは、自治体によって変わります。
多くの自治体では、1辺が50cm以上、東京23区では1辺が30cm以上のものを粗大ゴミとして扱う場合が多いです。
粗大ゴミとして処分する際の流れ
それではカーペットを粗大ゴミとして処分する際の4つの流れをご紹介します。
- 自治体の粗大ゴミ受付センターへ申し込む(インターネット・電話・FAXなど)
- コンビニなどで処理費用分の粗大ゴミ処理券を購入する
- 粗大ゴミ処理券に必要事項を記入する
- あらかじめ指定された収集日に指定された収集場所に出す
ほとんどの自治体ではこのような流れで粗大ゴミを出せます。
基本的に指定された収集日に指定された場所まで運ぶ必要があります。
かなり大きかったり、重かったりして運べない場合は不用品回収業者に依頼する方法などを選ぶと良いでしょう。
処理費用は大きさなどにもよりますが、数百円〜1,000円程度が多いです。
可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分する
カーペットが小さく粗大ゴミに該当しない場合、可燃ゴミや不燃ゴミといった定期的に回収しにくる家庭ゴミとして処分できます。
大きなカーペットであっても粗大ゴミとなる大きさ以下に切って細かくした場合、家庭ゴミ(可燃ゴミや不燃ゴミ)として処分できます。
可燃ゴミとして処分するか、不燃ゴミとして処分するかの違いはカーペットの素材です。
可燃ゴミとして処分できるのは、以下のような天然繊維や素材でできたものです。
- イ草
- 絹
- 綿
- 麻
- 竹
- ウール
不燃ゴミとして処分できるのは、合成繊維で作られたカーペットや滑り止めがついたものです。
- レーヨン
- アクリル
- ポリエステル
- ポリプロピレン
- ナイロン
正方形のタイルカーペットなどもこちらの不燃ゴミに該当します。
可燃ゴミや不燃ゴミとしてカーペットを処分する場合にかかる費用は自治体指定のゴミ袋だけです。
ゴミ袋代しかかからないため、大きなカーペットを細かく切る方もいますが、注意点があります。
最後にご紹介するので、必ず確認してください。
処理施設に持ち込む
自家用車があり、近くに自治体が指定する処理施設があれば直接カーペットを持ち込んで処理できます。
処理費用は自治体にもよりますが、かなり安く抑えられる場合が多いです。
しかし、自宅から車、車から荷降ろしなどはすべて自分で行う必要があります。
自分で運べない、車に乗らない場合は違う処理方法にしなければいけません。
また、自治体によっては処理施設への直接の持ち込みを禁止している場合もあります。
持ち込む前に、自分が行く処理施設は直接の持ち込みが可能なのかしっかりとチェックしてから行きましょう。
購入するタイミングで引き取ってもらう
カーペットを新しいものに取り替える場合は、購入店に引き取って貰える場合があります。
ただし多くの場合、購入料金とは別に引き取り料金がかかったり、店舗の商品しか引き取って貰えない可能性があります。
- ニトリ:同種・同量に限る・引き取り費用3,000円
- IKEA:IKEA製品のみ引き取り可能・引き取り費用無料
- ナフコ:同種・同量に限る・引き取り費用無料
主な店舗の引き取り条件や費用です。
今後変わる可能性も十分にあるので、持ち込む際に必ず再度確認してください。
リサイクルショップに持ち込む
カーペットの状態が良く、ブランド品である場合はリサイクルショップに持ち込むと買い取ってくれる場合があります。
他の処分方法では、お金を支払って処分してもらいますがリサイクルショップに持ち込むとお金が貰える可能性がありお得です。
しかし、カーペットはかなり状態がいいか、高価なブランド品でなければ買い取って貰えない可能性が高いです。
それだけではなく買い取って貰えるか、いくらになるのかなどの査定を受けるためにはカーペットをリサイクルショップへ持ち込まなければいけません。
もし買い取り不可だった場合はそのまま持ち帰るといった手間がかかります。
事前にカーペットの買い取りは行っているのか、状態やブランドなどを詳細に説明して買い取ってくれそうかを確認していくと良いでしょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者には以下の3つの場合に依頼するといいでしょう。
- できるだけ早く処分したい場合
- カーペット以外にも処分したいものがある場合
- 大きすぎたり重すぎたりして持ち運べない場合
不用品回収業者は早い場合はその日のうちに取りに来てくれるため、粗大ゴミとして出すように収集日まで待つ必要がありません。
また、自宅まで回収しに来てくれるので玄関までなんとか運べばあとはお任せできます。
しかし、費用面は粗大ゴミとして出すよりも高額になりやすいです。
それだけではなく、悪質な不用品回収業者も存在しているので注意してください。
インターネットなどでは格安引き取りをうたっているのに、実際に引き取りに来てもらったら高額を請求される場合があります。
引き取ったものを正しく処分せず不法投棄するような業者もいます。
そんな不用品回収業者に依頼しないためには、産業廃棄物収集運搬や古物商許可書を持っているしっかりとした業者か確認しましょう。
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不用品回収業者に依頼するメリット
不用品回収業者に依頼するメリットは、早い場合はその日のうちに自宅まで回収しに来てくれる点です。
事情があり、できるだけ早く処分したい方は不用品回収業者に依頼するといいでしょう。
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カーペットの処分費用相場
カーペットを処理する場合、選ぶ方法によってはお金がかかります。
どの程度かかるかは自治体や店舗によってさまざまなので、今回ご紹介するのはあくまで相場だとご理解ください。
- 家庭ゴミ(可燃ゴミ・不燃ゴミ)として処分:無料(袋代のみ)
- 粗大ゴミとして処分:400~1,200円程度
- 不用品回収業者に依頼:2,000~4,000円程度
- 購入するタイミングで引き取ってもらう:3,000円程度
正しい金額については、自治体や店舗に問い合わせてください。
カーペットを処分する際の注意点
カーペットは布ですが、かなり分厚いためハサミなどで細かく切る際に手も一緒に切ってしまう可能性があります。
軍手をしたり、切れ味のいい刃物を使うようにしてください。
ハサミではなく、カッターナイフやのこぎりでも切れますので安全な方法を選択しましょう。
また、同じカーペットでも電気カーペットは布の間に電熱線が入っているため、かなり硬いです。
それだけではなく、感電の危険性もあるため、電気カーペットに関しては細かく切って処分するのはやめておきましょう。
カーペットの種類や素材によってもかなり硬いものがあります。
できるだけ安く処分したい気持ちはわかりますが、無理はせず他の処分方法を選んでください。
カーペットの処分方法はさまざま
いかがでしたか?
今回はカーペットの処分方法や処理費用の相場、細かく切って処分する際の注意点などをご紹介しました。
カーペットの処分方法は大きさや素材によってさまざまです。
細かく切って処理費用を節約する方法もありますが、怪我をしてしまわないように無理をせず注意しながら行ってください。
処分したいカーペットの大きさや素材はどんなものなのか、自分で持ち運べるかなどを加味して最も適切な処分方法を選んでくださいね。
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