業務用冷蔵庫が必要なくなった際に、どうやって処分すればいいのかわからないという方が多数おられます。
壊れてしまった、冷却機能が低下してしまった、引っ越しや閉店に伴い今後使用する機会がない、新しい業務用冷蔵庫を購入予定になり今まで使用していた物が必要なくなった、など処分する理由は様々あります。
処分対象の業務用冷蔵庫をいつまでも店舗内や住居に置いておくと、大きくスペースを取ってしまいますのでどうしても邪魔になってしまいます。
この記事では、業務用冷蔵庫の一般的な処分方法や無料で処分できる方法を解説していきます。
業務用冷蔵庫は電化製品ですので、年式が古くならないうちに早めに処分を行うことで買い取りを出すと高価買取してもらえる可能性があります。できおるだけ早くに処分を検討するようにしましょう。
業務用冷蔵庫を処分する際の事前知識
業務用冷蔵庫を処分を検討する際に、以下の2項目に十分注意する必要があります。
- 業務用冷蔵庫は重量物なので、無理に持ち運ばない事
- 業務用冷蔵庫のタイプによっては、処分料金・費用が変動する事
上記2項目について解説していきます。
無理に運搬・移動はさせない
業務用冷蔵庫は、一般的にご家庭で使われる大きいサイズ(500L以上5人以上向け)よりも大きい場合がほとんどです。
通常の家庭用冷蔵庫でも大人複数人で運搬しないと危険が伴ってしまう重量がありますので、それよりもさらに大きい業務用冷蔵庫では重量もさらに重くなり、運搬には相当な苦労が予想されます。
素人が無理をして運ぼうとすると、落下や転倒を引き起こしてしまい、大怪我を負ってしまう可能性があります。絶対に無理に運ばないようにしましょう。
運搬・移動に関しては業者に依頼をして、指示を仰いで下さい。
タイプによって料金・費用が変動する
業務用冷蔵庫の処分を行う際は、冷蔵庫のタイプによって処分費用が大きく変わってくる場合があります。
運び込みを行う際の搬出作業や運搬作業に要する人件費は当然掛かってきますが、冷蔵庫のタイプによっても破棄費用が変わってしまうため高額になってしまうのです。
冷蔵庫のタイプは以下の3つに分類されます
- 縦型冷蔵庫・縦型冷凍庫
- 縦型冷蔵冷凍庫
- テーブル形冷蔵庫(コールドテーブル)
家庭用冷蔵庫に掛かるの処分費用は、3,000円~6,000円くらいに対して、業務用冷蔵庫になるとサイズやタイプによって20,000円~100,000円と変動の幅が広くなってしまいます。理由としては業者が最終的に冷蔵庫を処分する際に各パーツを分解して、それぞれのパーツを処分するための費用がかかってしまうからです。家庭用冷蔵庫と比べると、10倍以上も費用が掛かってしまうため、処分をする前にはお金を事前に準備しておきましょう。
上記は業者に処分依頼をする際の費用ですが、無料で回収できるケースや買取により費用を抑えることもできます。
業務用冷蔵庫の処分方法5つ紹介
それでは業務用冷蔵庫の処分方法を5つご紹介しておきます。
- 産業廃棄物運搬業者に依頼する
- 不用品回収業者に依頼する
- 厨房機器専門・業務用専門の業者に依頼する
- 新しい製品の購入時に買取をしてもらう
- 入居者や知り合いに譲渡する
では上記の項目について解説いたします。各内容を確認して自分に合った処分方法を選ぶようにしましょう。
産業廃棄物運搬業者に依頼する
業務用冷蔵庫は産業廃棄物の対象となります。そのため、飲食店で使用していた場合には通常のゴミとして処分する事ができません。処分する為には産業廃棄物運搬業者に依頼する必要があります。
産業廃棄物運搬業者に処分を依頼する場合、業者と産業廃棄物処理委託契約を交わす必要があります。その際に手続きに数日かかってしまいますが、以前にその業者に処分依頼をしていた事がある場合は早めに処分ができる場合もあります。
また、産業廃棄物運搬業者に処分依頼する場合には、事前に自治体で廃棄物の処分が対応可能なので問い合わせてみましょう。自治体での処分の場合、少ない費用で処分してくれることもあります。
不用品回収業者に依頼する
業務冷蔵庫は不用品回収業者でも、回収処分をしてもらえます。
不用品回収業者の場合、他にも処分してほしいものがある場合、同時に回収処分をしてもらえるため手間がかかりません。同時に不用品を回収してもらう際には、複数品回収してもらう事でそれぞれの品物の処分の手間を省けます。
業者によって回収料金は違ってきますので、必ず確認して相見積もりするようにしましょう。また、お得なパック料金なども設定されていることが多いので、他業者と見比べて自分に合ったプランを選択することをオススメします。
依頼前に注意する事として、業務用冷蔵庫を扱っていない業者もありますので、事前に回収可能かどうか確認しておきましょう。また、法外な作業料金を請求してくる業者もいるため注意が必要です。ネットで業者の評価など下調べしておきましょう。
厨房機器専門・業務用専門の業者に依頼する
厨房機器や業務用品を専門で取り扱っている業者の場合、無料で回収してくれる場合があります。
専門業者に依頼をした場合、自宅・事務所・店舗まで出張で回収や買取をしてくれる場合が多く、専門業者は業務用品を専門に取り扱っている事もあり、豊富な実績のもと適切な料金で回収してもらえる場合が多いです。
専門業者は回収した物品の金属部分の再利用や、再販を行う事で利益を得ているため、無料で回収したとしても損をする事がありません。そのため、無料回収が可能になるのです。
そんな専門業者ですが、後で高額な請求をしてきたり、回収後に不法投棄を行う業者もいるため要注意です。不法投棄に関しては、後に回収を依頼したこちら側にも罰則があるため、必ず業者の評価を確認しておきましょう。
新しい製品の購入時に買取をしてもらう
新しい業務用冷蔵庫を購入する際に、古いものを買い取ってもらう事ができます。販売店によっても異なってくるため、購入前には確認をしておきましょう。
業務用冷蔵庫を高額で買い取ってもらうためには、以下の5点を徹底する必要があります。
- 冷却能力があるかどうか
- 傷や汚れがない、付属品が揃っている
- 製造日から10年未満であるか
- 有名メーカーかどうか
- 人気の製品かどうか
上記の中で、買取を希望する場合には、冷却機能がある事は大前提になります。
冷却機能が十分にある場合は、多少の傷や汚れがあったとしても、買取を行ってくれます。
入居者や知り合いに譲渡する
店舗を運営している人の場合、今の物件から退却する際に必要なくなった業務冷蔵庫は次の入居者に譲渡してしまいましょう。こうすることで、撤去に要する費用をなくすことができます。
他にも不要になったものがあれば、譲渡するか売却をすることで処分する費用を掛けなくすることができます。
売却できるものが多ければ多いほど、退去する際の費用を大幅に減らす事ができます。
業務用冷蔵庫の処分する際の問題点と解決方法
業務冷蔵庫を処分しようとした際に、下記のような問題点が出てきます。
- 店舗を退去する日が迫っていて急いでいる
- 譲り渡す友人や知人がいない
- 買取をしてくれる業者が見つからない
- できるだけ処分にかかる費用を抑えたい
- 悪徳業者が不安で利用できない
処分を検討する際に、こういった悩みが出てきてしまいます。
そこで、これらの悩みをどうすれば解決できるのかを解説していきます。
店舗を退去する日が迫っていて急いでいる
退去する日程が迫っていて急いでいる場合は、これまでに利用したことのある廃棄物運搬業者か、不用品回収業者に依頼する事をオススメします。
また、不用品回収業者の場合は回収して再販や部品販売などで事業が成り立っているため、すぐに現場まで駆けつけて回収をしてくれます。
不用品回収業者は業者によっては無料回収してくれる事もありますので、回収料をかけたくない場合は依頼する前に確認しておきましょう。
譲り渡す友人や知人がいない
店舗を退去する際に次の入居者がいない場合は、業務用冷蔵を譲渡することができないため、退去と同時に必ず撤去しなければなりません。
入居者がいない場合、譲渡可能な知人も同時に探す必要ができてきますが、業務用機器はなかなか引き取り手がいないのが常になります。
そいういった場合は、不用品回収業者などに処分してもらいましょう。店舗の場合は退去に伴い他にも処分したい物があると思いますので、不用品回収業者ならまとめて回収してもらう事が出来ます。
買取をしてくれる業者が見つからない
冷却機能が低下している、または作動しないといった場合は、買取を拒否されてしまいます。また、傷や汚れが大きく残っている場合は状態が悪いと判断されてしまい買取できない場合もあります。
買取できなかった場合は、不用品回収業者に処分の依頼をしましょう。
できるだけ処分にかかる費用を抑えたい
処分費用をかけたくない場合は、不用品回収業者の利用を考えましょう。
不用品回収業者は、回収した品物を修理・再販を行う事で利益を上げている業者になります。また故障してた場合でも業者によっては解体をして部品を販売していることもあるため、大抵の物は回収してくれます。
出張無料・無料回収を行っている業者もあるため、費用を浮かせることができます。
また、業務用冷蔵庫が新しい物や年式が新しいものは高額で買取をしてくれる場合もありますので、リサイクルショップや業務用品を専門に扱っている中古ショップを利用してみることもオススメします。
悪徳業者が不安で利用できない
廃棄物運搬業者や不用品回収業者といった専門業者の中には、各都道府県から認可・許可を受けずに違法な営業を行っている悪徳業者も存在します。そういった業者は法を守っていない為、法外な料金や不法投棄などを行っています。
こういった悪徳業者に依頼しない為にも、ネット上の評判や口コミを調べておきましょう。ネット上の評価が必ずしも正しいとは限りませんが、ある一定水準の事業者は調べる事で判明する事ができます。
また、どうしてもネット上の評価は信用できない場合は、信頼できる知人等からオススメの事業者を聞いて利用するようにしましょう。
業務用冷蔵庫の買い替えの時期と寿命について
店舗の引っ越しを機に、業務用冷蔵庫の買い替えを検討している方も多くいると思います。では業務用冷蔵庫の買い替え時期や寿命はどうなっているのでしょうか?
- 耐用年数
- 寿命
この2点について詳しく解説していきます。
現在まで使っている業務用冷蔵庫は、まだまだ使える可能性もありますので、しっかりと確認していきましょう。
耐用年数
飲食店で利用する業務用の冷蔵庫は、耐用年数表に記載されている「電気冷蔵庫、電気洗濯機その他これらに類する電気・ガス機器」に該当し、法定耐用年数は6年と決められています。
耐用年数とは減価償却費を保てる時期の長さで、資産を使用できる期間を指します。
6年ごとに新しいものを買うと、減価償却費が確定申告時に反映されますので、必ず頭の片隅に置いておきましょう。
寿命
業務用冷蔵庫は約6年から10年までが寿命と言われています。故障などが起きていない場合は10年以上持つ製品もあります。
使われている業務用冷蔵庫が10年以上経過していたとしても、難なく使える状態なら無理に処分を考えなくても問題ありません。
冷却機能が低下している場合や電気代がかなりかかるようになった、異音がするようになった、といった場合は故障している可能性があり寿命が近づいていますので、新しい業務用冷蔵庫の購入をオススメします。
業務用冷蔵庫を購入する際の4つのポイント
今まで使用していた業務用冷蔵庫を処分しようと考えた時、次にどんなものを購入すればいいのか悩むかと思われます。新品を買うか、または費用を抑える為に中古品を選ぶか検討されると思います。
では、業務用冷蔵庫を購入する際に役立つ5つのポイントをご紹介します。
下記の5つのポイントについて解説していきます。
- 知名度が高い・人気のメーカーを選ぶ
- 機能性を重視している製品を選ぶ
- 購入費用を抑える為に中古品を検討する
- 冷蔵庫が店舗・室内に入るか確認する
では上記の各項目について見ていきましょう。
知名度が高い・人気のメーカーを選ぶ
人気があるメーカーの業務用冷蔵庫を購入すると、売却する際に高額で買取をおこなってもらう事ができます。
特に下記に紹介する3つのメーカーはどの店舗でも使われているため、中古ネットワークでも需要が高く高額買取が期待できます。
- パナソニック
- ホシザキ
- フクシマガリレイ
ホシザキ
ホシザキは国内で業務用冷蔵庫・冷凍庫の販売率がNO1の有名メーカーです。長年冷蔵販売を行っており、信頼性が高く高い評価を受けています。
ホシザキの業務用冷蔵庫の機能として、消費電力を抑える機能が特化しており、毎月の電気料金を抑える事ができるようになります。
フクシマガリレイ
フクシマガリレイは国内において、最初に業務用冷蔵庫を製造販売したパイオニアメーカーになります。長年の実績の元、さまざまなサポート体制が充実しており、利用者からは多くの信頼を獲得しています。
フクシマガリレイの公式HPでは、利用者の為に業務用冷蔵庫の各部位の箇所の名称やメンテナンス方法が記載されており、利用者でも点検を行う事ができるようサポートされています。
パナソニック
電気製品を製造している大手企業であるパナソニックは、家庭用家電製品の他にも業務用製品にも力を入れています。これまで培ってきたノウハウを業務用冷蔵庫にも用いており、製品として高い信頼性を獲得しています。
高性能の業務用冷蔵庫が販売されており、省エネ、ITに力を入れた製品が数多く存在しています。
他のメーカーに比べて、新製品でも安価となっておりコストパフォーマンスにも優れています。
機能性を重視している製品を選ぶ
飲食店で冷蔵庫を使用する場合、大抵のお店では業務用を利用されています。
しかし、中には食材をあまり入れないからという理由で安価な家庭用冷蔵庫でも問題ないと考えている方もおられます。家庭用は業務用に比べて安価で処分する際にも費用が少なくて済むからです。
しかし重要なのは、食材の鮮度を保つために業務用を選ぶという事です。
業務用冷蔵庫は家庭用と違い、冷却機能に優れており食材の鮮度への影響が最小限で済みます。また、家庭用の冷蔵庫の場合、扉の開閉により温度変化が起こってしまいますが、業務用の場合は扉が頑丈に作られており鮮度への影響が少なくて済みます。
購入費用を抑える為に中古品を検討する
店舗を退去する際、立ち退き料の他にも様々な費用がかかってしまいます。さらに新しく店舗を構える場合はテナント料金などの契約金の他にも、新品の業務用冷蔵庫や厨房機器など必要になってきます。
できるだけ費用を抑えたい場合、中古品の業務用冷蔵庫の購入を検討してみましょう。
中古品だとしても有名メーカーの冷蔵庫ならば性能が優れているので、長期間安定して使用する事ができます。
冷蔵庫が店舗・室内に入るか確認する
業務用冷蔵庫を運搬する際には、設置・配置する場所を確認するだけではなく、運搬・配置ができる高さなのか経路や天井の高さをちょっくする事が重要になってきます。
せっかく良い冷蔵庫を購入したとしても、新たに借りた店舗に入らなければ購入した意味がありません。十分に通れる幅なのか、搬出作業ができるかどうかを必ずチェックしておきましょう。
まとめ
業務用冷蔵庫は素人では持ち運びも難しく、また処分方法も特殊なので専門家しかできません。
適切に処分するためにも、廃棄物運搬業者や不用品回収業者に依頼しましょう。専門業者に依頼すれば運搬から処分まで一括で行ってもらえます。
また、業務冷蔵庫にはさまざまな処分方法がありますが、不用品回収サービスに依頼すれば下記のようなメリットがあるため利用をおすすめします。
不用品回収業者に依頼するメリット
- 不用品回収業者の片付けゾウなら即日で対応できるため、時間がない方でも安心して利用可能
- 片付けゾウは分別や梱包も一括で行うため、処分前の準備は不要
処分に悩んでいる方は、不用品回収業者の当社、片付けゾウを利用してみてはいかがでしょうか?
業務冷蔵庫の処分は片付けゾウへ
この記事では、業務用冷蔵庫の処分で悩んでおられる方向けに処分方法をご紹介しました。
もし、不用品回収業者に依頼したいと思った方は、ぜひ当社、片付けゾウをご利用ください。
当社では日本全国、不用品回収業務に対応しており、対応エリアには最短30分でお伺いすることが可能です。お見積り無料でキャンセル料金も無料です。
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この記事を見て頂いた事を機に、片付けゾウにご相談してみませんか?ぜひお気軽にお問合せ下さいませ。
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