子どもが小さい時には必需品のベビーカーですが、子どもの成長後はまったく使う機会がなくなってしまいます。幼い日々を一緒に過ごした記念品として取っておく人もいますが、かさばって収納にも不便ですので、多くの人は何とか処分したいと考えるのではないでしょうか。といっても、ふつうにごみに出してよいのか捨て方に迷うこともあるでしょう。
そこで、使わなくなったベビーカーがご家庭で眠っている方のために、ベビーカーの適切な処分方法や、不用品回収業者に依頼するメリットなどをお伝えしましょう。
ベビーカーを処分するタイミング
ベビーカーを処分するタイミングは一度だけとは限りません。
まず、誰もが思いつくように、子どもがベビーカーを必要しないほど成長した場合です。個人差はありますが、4歳ぐらいになるとベビーカーがなくても支障はないでしょう。もっと早くベビーカーを卒業する子も少なくありません。こうなると、まだまだ十分に使える新品同様にきれいなベビーカーであっても、処分を検討するタイミングが訪れたということです。
別のタイミングとしては、ベビーカー自体が使用不能になった場合です。ふつうに使っている限り、子どもの成長より早く製品としての寿命を迎えることはありませんが、使い方によってはもっと早くにガタがくることもあるでしょう。
タイヤがすり減ったりうまく回転しなくなったり、また、全体的にガタツキがくるようならそろそろ限界です。問題のあるベビーカーを使い続けるのは、それを使う子ども自身の安全にもかかわることですので、寿命にかかわらず処分して新しいものに交換しましょう。
ベビーカーの処分方法
まだ使用可能なベビーカーかそうでないかによって、処分方法も変わります。ここでは、どちらのケースも踏まえたうえで考えられる処分方法を見ていきましょう。
自治体
自治体のごみ収集を利用して処分する方法です。
自治体によってベビーカーがどんなごみとなるか扱いが異なることに注意しましょう。そのまま処分するのであれば、一般的には粗大ごみの扱いです。自治体によって詳細は異なりますが、事前に予約して収集所に持ち込む方法、指定場所まで引き取りに来てもらう方法などがあります。
いずれにせよ、粗大ごみとしてベビーカーを捨てる場合、無料では処分できません。処理手数料が必要ですので、自治体で指定する方法で支払う必要があります。
たとえば札幌市では、粗大ごみの収集を申し込んだ後に、市内にある指定の場所(コンビニやスーパーなど)で販売する「大型ごみ処理手数料シール」を購入し、収集してもらいたいものに貼って、玄関先などわかりやすい場所に収集日の朝出しておくスタイルです。
また、そのまま丸ごと処分するなら粗大ごみとして手数料を支払う必要がありますが、分解して自治体指定のごみ袋に収まるサイズにすればベビーカーを捨てるのにお金はかかりません。ただし、全国の全自治体でOKとは限らないので、ベビーカーを分解する前に一度お住まいの地域の役場等に確認しておきましょう。
リサイクルショップに持って行く
まだ使用可能なベビーカーであれば、リサイクルショップに持って行くと買い取ってもらえることがあります。ベビーカーの需要は常にあるので、とくに使用に問題がないものならある程度の金額で買い取ってもらえるでしょう。
ただし、故障品や使用不可のものは買い取ってもらえせん。使用可能なものであっても、ものによっては買取不可、有料での引き取りなら可能な店もあります。売りたいショップにまずは確認してみましょう。
フリマアプリに出品する
状態の良いベビーカーなら、フリマアプリの方がリサイクルショップよりもお金になる可能性があります。フリマやオークションなどのアプリを使った不用品売買は、個人間のやり取りなので、リサイクルショップに売る場合のような中間手数料が発生しないのがメリットです。
ただし、アプリによって出品手数料がかかりますので、その点は注意しておきましょう。
友人に譲る
赤ちゃんのいる家庭が親戚や友人、知人にいるのなら、その方に無料で譲るのもよいのではないでしょうか。ベビーカーの使用期間は長くて3~4年ですので、そのためだけに新しくベビーカーを買いたくない人もいます。そういう人に譲ると喜ばれるでしょう。
ただし、この方法はまだ使えるベビーカーにしか当てはまりません。古くなったり壊れたりして安全性に問題があるベビーカーは、他人に譲るのではなく別の方法で処分しましょう。
施設に寄付する
保育園やNPO法人などの施設・団体に寄付する手もあります。ベビーカーの寄付を呼びかけている団体はネットにたくさんありますので、まだ使えるベビーカーをお持ちなら探してみてはいかがでしょうか。
不用品回収業者に依頼する
まだきれいで十分使えるものでない限り、人に売ったり譲ったり寄付したりは難しいです。そういう場合は不用品回収業者に依頼しましょう。使えなくなったものでも壊れて動かなくなったものでも何でも回収してもらえます。
不用品回収業者の選び方
不用品回収業者は便利な存在ですが、悪質な業者も存在します。悪質業者に引っかかってしまうと、法外な料金を請求されたり、詐欺やトラブルに巻き込まれたりすることもないとは言えません。
こちらの記事では、不用品回収の優良業者の選び方をお伝えします。悪質業者を見抜くポイントについても解説しています。
【おすすめ記事】不用品回収業者の選び方【詐欺やトラブルなど悪質業者に注意!】
不用品回収業者に依頼するメリット
処分方法の最後に紹介した不用品回収業者のメリットを、さらに詳しく見ていきましょう。
【関連記事】不用品の回収を業者に依頼するメリットとデメリット
ベビーカー以外の不用品も回収してもらえる
ベビーカー以外に不用品がある方は不用品回収業者がベストです。不用品がたくさんあるほど有利でしょう。1点だけ回収してもらうより、量が多いほど割安になるので、ベビーカーだけでなく家の中の不用品をまとめて処分したい時にお得に処分できます。
急ぎの依頼に対応してもらえる
自治体にごみとして捨てるには、指定の日時まで待たなければなりません。しかし、不用品回収業者ならこちらの都合の良い日時に予約するだけで、そのタイミングぴったりに自宅まで回収に来てくれます。引っ越しまでに処分しなければならないものがたくさんある場合など、とくにおすすめです。
使えなくなったベビーカーは不用品回収業者がおすすめ
ベビーカーの処分方法は、その状態によってさまざまですが、まだ十分使えるものでない限り、ごみや不用品として処分するしかありません。「ベビーカー以外にも処分したいものがある」、「急いで処分しなければならない」などの事情がある場合は、不用品回収業者が便利でしょう。
片付けゾウでは、ベビーカーはもとよりご家庭から出る不用品を何でも回収しております。24時間365日体制で受け付けておりますので、お急ぎのご依頼にも迅速に対応いたします。全国展開の上場企業株式会社テンポスホールディングスとも業務提携!皆様により良いサービスをお届け致します。