お子さんのいる家庭ではとくにそうですが、クリスマスが近くなるたびに毎年クリスマスツリーを飾るのではないでしょうか。しかし、お子さんも成長し、もうわざわざツリーを飾るようなことはしないご家庭もあるはずです。また、たとえその後も毎年ツリーを飾るご家庭でも、ずっと使っているうちにツリーが傷んできて、新しいものに買い替える機会もあるでしょう。
いずれにしても、クリスマスツリーを飾ったことがあるご家庭なら、いつかそのツリーを処分する日が来ます。そこで頭を悩ませるのが、クリスマスツリーの捨て方です。クリスマスツリーは、木の部分だけでなく飾りを含めていろんな材質が使われています。ごみとして捨てるだけでも一筋縄ではいきそうにありません。
そこで、クリスマスツリーの処分方法にお悩みの方に、ごみとして捨てる場合を始め、売却や不用品回収などのケースを詳しく見ていきましょう。最後に、「こんな人は不用品回収業者に依頼するのがおすすめ」というケースもお伝えします。
クリスマスツリーは何ゴミか
クリスマスツリーにはさまざまな材質が使われています。ですので、一言「〇〇ごみです」とは言えません。
まず、ツリーの部分を考えてみましょう。なかにはモミの天然木のツリーをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、このような木材部分は燃えるごみになります。また、人工のツリーであっても、それがプラスチック製ならば燃えるごみです。
一方、ツリーに欠かせないのが電飾やサンタクロース、星などのオーナメント類です。いろんな小物がありますが、それぞれ使用されている材質ごとに分別が必要です。燃えるものなら燃えるごみ、金属なら不燃ごみという感じです。ただし、電飾部分は資源ごみとなる地域もあります。
また、燃える、燃えないを問わず、一定の大きさを超えると粗大ごみになります。一般的には、1辺30cmを超えない大きさ、または、45Lのごみ袋に収まるサイズならふつうのごみとして捨てられますが、これを超えるものは粗大ごみの扱いです。ただし、各自治体で詳細はかなり違います。詳しくは、お住まいの自治体の役場等に確認してください。
クリスマスツリーの処分方法
クリスマスツリーの具体的な処分方法を見ていきましょう。ごみとして捨てる以外にも方法がありますので要注目です。
ゴミとして捨てる
ごみとして捨てる場合は、先ほども述べたように、部品の材質ごとに燃えるものと燃えないものを分別する必要があります。燃えるごみとして捨てられるものは、そのまま燃えるごみとして捨てていただくとして、以下では不燃ごみと粗大ごみのケースを考えましょう。
不燃ごみとして出す場合
不燃ごみとして出す場合、自治体指定のごみ袋に入れる必要があります。ごみ袋に収まるものなら、指定の回収日に出しておくと問題なく回収してもらえるでしょう。ごみ袋に入り切らないほど大きいものは粗大ごみ扱いになりますので、以下をご覧ください。
なお、本物の木を使ったツリーの場合、根本の部分が植木鉢になっていて、鉢の中には土が入っているはずです。この土の捨て方なのですが、自治体によって燃えるごみか不燃ごみか扱いが異なりますので注意してください。
粗大ごみとして出す場合
自治体指定のごみ袋に収まりきらないものは、粗大ごみとして出します。ただ、その出し方についてもやはり自治体ごとに違いがあるので、詳細はお住まいの自治体にご確認ください。大別すると、戸別収集と持ち込みによる回収になります。
戸別収集の自治体の場合、事前に予約して、指定日時に指定場所に置いておく形です。ただ、収集手数料の払い方も自治体ごとに違うため、やはり詳細は個別にご確認ください。
自分でクリーンセンターなどに持ち込んで回収してもらう場合は事前に予約をし、クリスマスツリーを引き取ってもらいたいことを伝えたうえで、指定の日時に持ち込みます。手数料の払い方は事前にごみ処理券を購入するのが一般的ですが、これについても自治体ごとに違うので要確認です。
リサイクルショップで売る
まだ捨てるほどでもないクリスマスツリーなら、リサイクルショップで売る手もあります。ごみとして捨てるのは面倒ですので、まだ使えそうなものならこちらの方が手間もかからず、お金も儲かるのでおすすめです。
ただし、クリスマスツリーの買取は時期によっては受け付けていないショップもあります。高値で売るなら、クリスマスが近い10月から11月ごろがよいでしょう。
友人に譲る
子どものいる友人などに譲るのも一つの方法です。子どもの有無にかかわらずもらってくれる友人や知人がいるかもしれませんから、とりあえず声をかけてみる価値はあるでしょう。今ならLINEやSNSで一斉に告知できるので、問い合わせる手間もかかりません。
フリマアプリに出品する
クリスマスツリーの状態によっては、リサイクルショップよりもフリマアプリの方が売れやすいことがあります。ショップの場合、ツリー全体のコンディションが重視されますが、フリマなら「電飾だけ」や「オーナメントのサンタだけ」といった個別の出品ができるので、ツリー自体はボロくても小物がお金になることはあるでしょう。
ただし、フリマは連絡や発送などすべての手続きを自分で行わなければなりません。また、いつ買い手が見つかるかわからないので、急いで処分する必要がある時には向いていないです。
不用品回収業者に依頼する
売れるほどのコンディションでないクリスマスツリーで、自治体のごみ収集に出すのも面倒なら、不用品回収業者に一任するのがおすすめです。価値があるものなら買取も可能ですし、捨てるしかないようなものでも自宅まで引き取りに来てくれるので、少なくともコストか手間のどちらかの面でメリットを感じるでしょう。
【関連記事】不用品回収業者の選び方【詐欺やトラブルなど悪質業者に注意!】
不用品回収業者のメリット
不用品回収業者に依頼することには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
一番の大きなメリットとして、自宅の玄関先まで不用品を回収に来てくれるなどがあります。その他にも不用品回収業者に依頼する様々なメリットが存在します。こちらの記事では、不用品の処分でお困りの方のために、不用品回収業者に依頼するメリットとデメリットを紹介しております。
【おすすめ記事】不用品の回収を業者に依頼するメリットとデメリット
不用品回収業者を利用するのに向いている人
具体的にどんな人が、クリスマスツリーの処分に不用品回収業者の利用が向いているのでしょうか。
自分での処分が難しい人
クリスマスツリーのなかにはかなり大型のものもあります。一人では動かせないほど大きくて重たいものもあるでしょう。また、捨てるとしても、パーツの材質ごとに分別するのはけっこうな手間です。そういった作業が難しい人は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者は自宅まで引き取りに来てくれますし、捨てるとしても分別など必要ありません。重たくて動かせないようなものでも、何人かがかりで運び出してくれます。運搬のプロですので、その際に自宅を傷つけるような心配もありません。
処分する時間に余裕がない人
クリスマスツリーの処分の期日が迫っている場合、不用品回収業者がおすすめです。
自治体のごみ収集は日時が決まっているので、処分したい時に処分できないのがデメリットです。その点、不用品回収業者なら希望日時を予約するだけですので、処分したい時に処分できます。たとえば引っ越しの予定日が迫っているような時など、大いに重宝するのではないでしょうか。
クリスマスツリーを処分するならベストな方法を選ぼう
クリスマスツリーはいろんなパーツからなるため、ごみとして捨てる場合はパーツの材質ごとに分別が必要です。また、自治体ごとに燃えるごみ、不燃ごみ、粗大ごみの扱いが異なるため、捨てる前の確認も必須です。
売れそうなものならショップやフリマで処分する手もありますが、そうでない場合は不用品回収業者に依頼するのが最も手軽な方法でしょう。かかる時間と手間、コストなどを比較して、ベストな方法を選択してください。
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