新年度が始まり、もう使わなくなったお子様の教材などの整理を行っている方も多いのではないでしょうか?
幼稚園や小学校の低学年の音楽の時間で取り組むピアニカの処分方法に困っている方必見です。
小学校低学年でピアニカの授業が終わってしまえば、使う機会はほぼなくタンスの肥やしになっている方も多いかもしれません。
今回はピアニカの処分方法を複数ご紹介します。
ぜひあなたに合う処分方法を検討してください。
ピアニカの処分方法
それではピアニカの処分方法について5つご紹介します。
- ゴミとして捨てる
- 寄付する
- フリマアプリに出品
- 周りに小学校へ入学する子がいればその子へ譲る
- 不用品回収業者に依頼する
どの処分方法を選ぶかは、お持ちのピアニカがどの程度きれいなのか、お住まいの地方自治体がどのようなゴミ分別を義務付けているかによって検討してください。
また、ピアニカに直接名前を記載してしまっている場合や、名前が彫り込まれているものに関しては他の方に譲るのが難しい場合が多いです。
ネームシールを貼っている場合は、剥がせばいいですがその点も踏まえご覧ください。
ゴミとして捨てる
まず誰もが初めに思いつくであろう、自治体が回収してくれるゴミとして捨てる方法です。
ピアニカの素材は、基本的にプラスチックでできていますが内部に金属が含まれている場合が多く、プラゴミとして捨てられない場合が多いです。
自治体が回収してくれるゴミとして捨てるには2つの方法があります。
- 燃えないゴミとして捨てる
- 粗大ゴミとして捨てる
これらの違いは、お住まいの自治体がどのサイズのゴミを粗大ゴミとして定義しているかです。
お持ちのピアニカが粗大ゴミとしての定義に当てはまっていれば粗大ゴミとして、当てはまっていない場合は燃えないゴミとして捨ててください。
粗大ゴミの定義は自治体によってかなり違うため、今回は最も多く採用されている定義を「粗大ゴミとしての捨て方」でご紹介します。
捨てる前には必ず、自分が住んでいる自治体はどうなっているのか確認してください。
燃えないゴミとしての捨て方
まずは燃えないゴミとしての捨て方をご紹介します。
燃えないゴミとは、多くの自治体ではプラスチック製やゴム製の日用品とされています。
燃えないゴミは週に1度や2週に1度と定期的に回収しに来てくれるため、回収のタイミングでゴミ袋に入れて出しましょう。
燃えないゴミとして出す際は、とくに気をつけるべき事項はありません。
どんな状態のピアニカでも無料で回収してくれる点が最大のメリットでしょう。
仮に壊れていたりピアニカ本体に油性ペンで何か書いていても全く問題はありません。
粗大ゴミとしての捨て方
粗大ゴミとはある一定以上の大きさがあり、定期的なゴミ収集では回収してくれないものを指します。
多くの自治体では、1辺が50cm以上のものを粗大ゴミとして扱う場合が多いです。
ちなみに東京23区内の場合、1辺が30cm以上のものを粗大ゴミとして扱っています。
ピアニカのサイズはメーカーや値段によって変わります。
高いものであれば鍵盤数が多く、サイズが大きくなりやすいです。
学校などで多く採用されているピアニカの大きさは、長さ425×幅96×高さ49mmなのでほとんどの自治体では燃えないゴミとして処分ができます。
鍵盤数が多かったり、自治体の定義から粗大ゴミとして捨てなければ行けない場合、以下の4つの手順が必要です。
- 自治体の粗大ゴミ受付センターへ申し込む(インターネット・電話・FAXなど)
- コンビニなどで処理費用分の粗大ゴミ処理券を購入する
- 粗大ゴミ処理券に必要事項を記入する
- あらかじめ指定された収集日に指定された収集場所に出す
多くの自治体ではこのような手順ですが、違う場合ももちろんあります。
そのため、粗大ゴミ受付センターへ申し込む際に今後の手順についてきちんと確認しておきましょう。
ピアニカ一つの処理手数料はだいたい200円程度が多いです。
寄付する
ピアニカが比較的きれいな状態で壊れていない状態の良いものに関しては寄付ができます。
現在の日本はものに溢れており、使えるものはゴミとして処分せずリサイクルや寄付を行い、ゴミの排出を減らそうとする動きが盛んです。
その影響で粗大ゴミの処理費用の値上げを行っている自治体もあるようです。
寄付する先はさまざまですが主にアジア地域と日本国内が多いです。
アジア地域の子どもたちにピアニカなどを寄付して、音楽などに積極的に触れてもらい色々学びを得て欲しいといった活動をしているNPO法人があります。
これらのNPO法人の目的はクラウドファンディングなどで集めた資金でリコーダーやピアニカを教え、音楽などに没頭する時間の提供です。
日本国内の寄付は東日本大震災などの大きな災害などが起きた際により活発に行われます。
もし興味がある方は以下のホームページをご覧ください。
- ワールドギフト:https://world–gift.com/
- エコトレーディング:https://eco-friendly.site/
- NPO法人もったいないジャパン:https://mottainai-japan.com/support/
基本的に寄付する際の送料は自己負担となっています。
寄付する際には、吹き口はしっかりと洗って乾燥、本体もよく拭いてきれいな状態で寄付しましょう。
ただし、最近は新型コロナウイルスの影響で口に加えて吹くピアニカなどの楽器の寄付を断っている場合も多いです。
フリマアプリに出品
きれいな状態だったりブランド品だったりした場合、フリマアプリで少し高価でも購入してもらえる場合があります。
ただし、少し汚れがひどい場合やごく普通のピアニカだった場合は売れたとしてもかなり低価になる可能性があります。
取り引き後のトラブルを防ぐためにも状態が分かるように、写真は多く載せておきましょう。
とくに、傷や汚れがある部分、吹き口の様子は気になるものです。
包み隠さず見せて、納得してもらったうえで購入してもらってください。
吹き口が劣化している、吹き口付きで売るのは少し抵抗があるといった場合には、ピアニカ本体のみでも出品可能です。
その際には必ず、吹き口が付属していない旨を記載しておきましょう。
JEUGIAなどの楽器店に行けば、ピアニカの吹き口のみの販売をしています。
そういった情報も添えて出品すると、より売れる確立が上がります。
周りに小学校へ入学する子がいれば、その子へ譲る
もし周りに小学校へ入学する子がいればその子へ譲るのも一つの方法です。
その場合にもフリマアプリ同様にのちのトラブルを防ぐために、傷や汚れがある場所を見せ、それでも良いか、気にならないか確認しましょう。
また、譲る前に出ない音はないかなどの故障箇所の確認も念入りにしておいてください。
吹き口に関しても、状態がよく相手が気にならなければそのまま譲ってもいいでしょう。
ただ、少し気になるのであればJEUGIAなどの楽器店であれば吹き口のみの販売をしていると教えてあげてください。
不用品回収業者に依頼する
できるだけ早く処分したい場合やピアニカ以外にも処分したいものがある場合は、不用品回収業者に依頼してもいいでしょう。
早い場合はその日のうちに取りに来てくれるため、粗大ゴミとして出すように収集日まで待つ必要がありません。
しかし、費用面は粗大ゴミとして出すよりも高額になりやすいです。
ピアニカ程度の大きさで一つだけを処分したい場合は、粗大ゴミとして出す方が良いかもしれません。
また、悪質な不用品回収業者に注意してください。
インターネットなどには格安引き取りをうたっているのに、実際に引き取りに来てもらったら高額を請求される場合があります。
それだけではなく、正しく処分されず不法投棄するような業者もいます。
そんな不用品回収業者に依頼しないためには、産業廃棄物収集運搬や古物商許可書を持っているしっかりとした業者か確認しましょう。
【関連記事】
不用品回収業者の選び方【詐欺やトラブルなど悪質業者に注意!】
不用品回収業者に依頼するメリット
不用品回収業者に依頼するメリットはなんといっても、早い場合はその日のうちに自宅まで回収しに来てくれる点です。
何らかの事情があり、できるだけ早く処分したい方は不用品回収業者に依頼してみましょう。
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不用品回収業者に依頼するのに向いている方
不用品回収業者に依頼するのに向いている方は、ピアニカ以外にも回収して欲しい不用品がある方です。
ピアニカのみの場合は、それほど大きく重たいものでもないので粗大ゴミとして出すといいでしょう。
しかしピアニカ以外にも複数の不用品を回収して欲しい場合には、わざわざ収集場所へ運ぶ手間を省けます。
ピアニカの状態に合わせた処分方法の選択を
いかがでしたか?
今回はピアニカの処分方法について複数ご紹介しました。
ピアニカの場合は自治体のゴミ収集に出せるのであれば出してしまうのが最も手間がかからない方法でしょう。
状態がいい場合やブランド品である、近くに欲しい方がいる場合は出品する、譲るのも一つの方法です。
その際には傷などは包み隠さず見せ、吹き口などは別途購入をお願いしても良いかもしれません。
ご自宅にあるピアニカの状態に合わせた処分方法を選択してください。
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